Binary Alarm Clockは、6行×6列のLEDに2進化10進表現（BCD／Binary-coded decimal）により時／分／秒を表示するアラーム機能付きインテリア時計だ。

2進化10進表現による時刻の数値表示とは、通常、時／分／秒をそれぞれ4行×2列のLEDで表示し、左側の列が10の位、右側の列が1の位の数字を表す。各列のLEDは、下からそれぞれ10進法でいう「1」、「2」、「4」、「8」の数が割り当てられる。例えば、37分を表示するときは、左側の列の下から1番目と2番目のLEDが点灯して「3」（1＋2＝3）を、右側の列の下から1番目、2番目、3番目のLEDが点灯して「7」（1＋2＋4＝7）を表す。

Binary Alarm Clockの背面にはメニュー画面を表示する液晶ディスプレイを搭載。上部の「Down」、「Up」、「Mode」ボタンを使いメニュー画面を見ながら、時刻合わせ、アラーム／スヌーズ、LEDのカラーや点灯パターン選択、明るさ調整、12時間／24時間表示の選択などの設定ができる。また、2進法表示方向の変更、時／分／秒でLEDの色分け、電源が落ちても時刻と設定を保存するといった機能も備えている。

透明アクリル樹脂カバーを通して見えるハードウェア部と合わさり、ユニークでスタイリッシュなインテリア時計に仕上がっている。

Binary Alarm Clockの早期割引価格は69ドル（約7300円）。出荷は2019年3月を予定しているが、出荷先はアメリカのみで日本への出荷には対応していない。

Binary Alarm Clockは、2018年4月27日までクラウドファンディングを実施中。3月30日時点で、目標額4000ドル（約43万円）に対して約1200ドル（約13万円）を集めている。