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CAMPFIRE、地域特化型クラウドファンディング「FAAVO」の事業譲受を発表

CAMPFIREは、地域特化型クラウドファンディング「FAAVO」を運営するサーチフィールドとFAAVOの事業譲受合意を発表した。同社の地域特化型クラウドファンディング「CAMPFIRE × LOCAL」と統合し、「FAAVO by CAMPFIRE」として2018年5月を目途にサービス開始する。

2012年6月に開始したFAAVOは、地域に特化したクラウドファンディングサービス。現地の事業者や行政、金融機関などと連携し、FAAVO運営を委託するエリアオーナー制度を設けていることが大きな特徴だ。2018年3月時点で約1500件のプロジェクトにより、約8.5億円を地域に還元している。一方CAMPFIRE × LOCALは2016年3月にリリース。現在、北海道から沖縄まで68の地域にパートナーが存在し、さまざまな挑戦をサポートしてきた。

両サービスは、これまで共に地域の民間企業や自治体、金融機関、報道機関などとの連携を積極的に進めるなどのプロジェクトをサポートしてきており、その中から地域の可能性を感じている。そして地域の大小さまざまな挑戦も支援するというお互いの価値観に共鳴し、運営統合するに至ったとしている。

統合後は、FAAVO by CAMPFIREとして、さらに充実したパートナー制度によって地域プロジェクトを開拓し、地方金融機関との連携も進める。同時に「CAMPFIREレンディング」によるソーシャルレンディングなどによって幅広い資金調達手段を提供する。

今回のサービス統合により、CAMPFIREとFAAVOを合計したパートナー数は全国で360団体、流通総額が56.4億円と、いずれも国内クラウドファンディングサービスで最大となるという。さらに2020年までにパートナー数を1000まで拡大することを目標にする。

今回の事業統合に伴い、FAAVO事業責任者の齋藤隆太氏がCAMPFIREに経営陣として参画。FAAVO by CAMPFIREの責任者に就任する。

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