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エイブリック、電源分圧出力付スイッチングレギュレータ「S-85S0Pシリーズ」発売

エイブリックは、電源分圧出力が取り出せるスイッチングレギュレータ「S-85S0Pシリーズ」を発売した。

同社によると、3V系の低電圧マイコンで3.7Vのリチウムイオン電池電圧を簡易的に監視するには、外付け抵抗で分圧して低電圧マイコンのADコンバータへ入力するのが一般的だ。またバッテリーの消費を抑えるため、監視時のみ外付け抵抗に電流を流すよう外付けFETを追加するケースもある。しかしこれらの方法には、ADコンバータの入力インピーダンスによって監視電圧にズレが生じたり、専有面積が拡大するという課題があった。

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今回発売したS-85S0Pシリーズのスイッチングレギュレータは、電源ICの入力電圧をICに内蔵した高抵抗で分圧しバッファを介して出力できる「電源分圧出力」を備えている。その出力を低電圧マイコンのADコンバータに直接入力することで、消費電流を抑えつつ高精度のバッテリ監視ができるとしている。

さらに、超小型パッケージ「SNT-8A(2.46×1.97×0.5mm)」を採用し、ウェアラブル機器などの小型化や薄型化が可能だ。

主な仕様は、電源分圧出力部が、入力電圧1.5~5.5V、消費電流280nA、電源分圧出力イネーブル回路内蔵。スイッチングレギュレータ部が、入力電圧2.2~5.5V、静止時消費電流260nA、出力電流50mA、低電圧誤動作防止、サーマルシャットダウン、過電流制限、自動復帰型短絡保護、ソフトスタートなどのさまざまな保護機能を搭載する。

同社では、ウェアラブル機器やIoT機器、Bluetooth機器、ヘルスケア機器、スマートメータなどへの利用を想定している。

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