カットシステム、OpenCVによる画像、動画処理の解説書「Pythonで始めるOpenCV3プログラミング」発刊
2018/08/15 08:00
カットシステムは、「Pythonで始めるOpenCV3プログラミング」を発刊した。
本書は、Pythonの基本レベルの習得者を対象に、コンピュータービジョンと機械学習のためのオープンソースライブラリーである OpenCVによる画像や動画の処理を、Pythonで行う方法についての解説書だ。
データサイエンス向けのPythonパッケージ 「Anaconda」のインストール、統合開発環境 「Spyder」の起動、OpenCVのインストールなど、開発環境の準備と動作確認用の簡単なプログラム作成から始まり、グラフィックス、アフィン変換、色の処理、フィルタ処理、画像合成、動画処理、オブジェクト検出などの処理方法を、サンプルプログラムとともに提示して説明している。学習に使えるサンプルファイルのダウンロードサービスも用意されており、機械学習のディープラーニングを利用したカメラで撮影した手書き数字の解析例の紹介や、関数などについても説明している。
付録には、本書のプログラムをLinux環境で動作させるための解説も掲載されている。
著者は北山直洋氏。B5変型判256ページ、価格は3456円(税込)だ。