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“未来を生き抜く力”を育てる——COMPASS、STEAM教育をベースとする「未来教育」プログラムを提供開始

AI型タブレット教材Qubena(キュビナ)による子供向け教育事業を展開するCOMPASSが、子供の“未来を生き抜く力”を育てる「未来教育」と名付けたSTEAM教育をベースとする一連の教育プログラムを開発し、提供を開始する。

同社はこれまで、タブレット教材Qubenaにより、算数や数学の学習を効率化する教育メニューを提供してきた。その学習効率が十分に実証されたため、今回、STEAM教育をベースとする「未来教育」プログラムを提供することとなった。

同プログラムは、社会課題を自ら解決できる人材を育てることを目指し、まず身の回りの課題を自分の力で解決して、小さな成功体験を重ねることから始める。STEAMをベースに、プログラミングだけでなく、ドローンや3Dプリンターなどさまざまな先端のテクノロジーを課題の解決手段として用いることで、解決手段の選択肢を広げている。

具体的メニューとしては、まず直営塾QubenaAcademy(東京都品川区)におけるSTEAM教育コース(最先端テクノロジーワークショップ)の開講がある。対象学年は小学3年生〜中学3年生。遊びを通してプログラミング的思考とテクノロジーソリューションを学び、それらを用いて自分の身近な問題を解決するアイデアを生み出す。学ぶテクノロジーとしては、ドローン、AR、VR、IoTデバイス、3Dプリンターが例示されている。1コマ120分で月2コマ、全12回のコースとなっている。

また公教育向けSTEAM教育は、経済産業省「未来の教室」の実証事業として行われるもので、対象学年は中学1年生〜中学2年生。Qubenaを活用したアダプティブラーニング(生徒一人ひとりの学習進行度や理解度に応じた学習内容を提供する仕組み)を授業に導入し、学習の効率化で捻出された時間を使って、ドローン、VR、3Dプリンターなどのテクノロジーを使ったSTEAM教育を実施する。実施期間は2018年9月〜2019年2月だ。

これらのほか、FC教室QubenaRoomへのSTEAM教育コースの展開や、学習塾/予備校向けSTEAM教育の提供、家庭向けSTEAM教育の開発/提供、教育メディアでの未来教育の発信などを予定している。

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