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深センにおけるビジネスの仕組みがわかる——技術評論社、「ハードウェアハッカー~新しいモノをつくる破壊と創造の冒険」発刊へ

技術評論社は、「ハードウェアハッカー~新しいモノをつくる破壊と創造の冒険」を2018年10月19に発刊する予定だ。

著者のアンドリュー“バニー”フアン氏は、MITでエレクトロニクスを学び、Ph.Dを取得。2005年にハードウェアベンチャーChumbyに参画し、ネットに常時接続してTwitterやニュースなどを閲覧できる製品「chumby」を生み出したハードウェアハッカーだ。

MITでは「深センの男」と称されており、いくつものMIT製品の量産をサポート。深センにラボを構えるハードウェアアクセラレーター「HAX」のメンターも務める。

本書は、そのような著者の実体験と知識に基づいて、「中国経済がいま躍進し、日本企業の多くが停滞している理由」や「これからイノベーターになるためにまず何が必要なのか?」、「社会がイノベーションを育むためには何をしていけばいいのか?」、また「自分の手で成功する製品を作るためにはどういうことが必要なのか?」について解説。自らの手で新しいものを生み出すための考え方や仕組み、また、世界のイノベーションの中心地の一つである深センにおけるビジネスの仕組みが理解できる。

加えてコピー製品の裏側や、シール式電子回路「Chibitronics」などの話題も取り上げている。

著者はアンドリュー“バニー”ファン氏、訳は高須正和氏、監訳は山形浩生氏。A5判440ページで定価は2380円(税別)だ。

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