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Arduino NANOサイズにArm Cortex Mコアを搭載——ワンボードマイコン「SuperNanoシリーズ」

Arduino互換の開発ボード「SuperNanoシリーズ」がKickstarterに登場し、出資を募っている。

photo Arduino NANO(上)とほぼ同等サイズ

SuperNanoシリーズは、「Arduino NANO」と同等のフォームファクターながら高速処理が可能なArduino互換ボード。「Cortex M3」コア、RAM20KB、フラッシュ64KBを内蔵、クロック周波数72MHz駆動のマイコン「STM32F103C8」を搭載した「SuperNano」、「Cortex M4」コア、RAM64KB、フラッシュ256KBを内蔵、クロック周波数84MHz駆動のマイコン「STM32F401CC」を搭載した「SuperNano Plus」の2タイプを用意している。

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SuperNanoシリーズはArduino IDEによるプログラミングに対応し、Arduinoエコシステムのライブラリーを利用できる。シンプルさと便利さを追求し、本体にはユーザーキー、リセットキー、ブザー、LED×3、MicroUSBポートを備え、デバッグフレンドリーな仕上がりになっている。

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Arduino NANOとほぼ同サイズながら、3倍以上早い円周率計算、充実した通信インターフェース、フレキシブルなI/Oへの特別機能の割り当て、正確なPWM(パルス幅変調)の制御と ADC(アナログ/デジタルコンバーター)測定といった特徴を備える。

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SuperNano/SuperNano Plusは、今なら10%オフの数量限定早割価格115香港ドル(約1700円)/158香港ドル(約2300円)で入手でき、それぞれMicroUSBケーブルが付属する。2019年1月の出荷を予定しており、どちらも日本への送料は40香港ドル(約580円)だ。

SuperNanoシリーズは、 3万2000香港ドル(約46万円)を目標に2019年1月7日までクラウドファンディングを実施する。

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