サバゲーなどでスコアを記憶するターゲットデバイス「IoTargeting」
2019/01/10 09:30
ゲームスコアを記憶するターゲットデバイス「IoTargeting」(アイオーターゲティング)がIndiegogoに登場し、出資を募っている。
IoTargetingは、エアソフトガンを使ったサバイバルゲームやアーチェリータグ(先端がソフト素材でできている矢を使うアメリカ生まれの新スポーツ)などでターゲットとして使用したり、屋内施設でフリークライミングのコースに設置したりでき、プレイヤーのスコアを記憶できる円盤形のデバイス。LEDを搭載しており、表面部に弾などを当てるとLEDの色が変化する。9種類のゲームモードがあり、スマートフォン上の専用アプリ(iOS/Android対応)でコントロールできる。
IoTargetingは、「Master Target」と「Smart Target」の2種類のデバイスから成り、専用アプリを使ってMaster Target1個と複数個のSmart Targetを接続しコントロールする。Master Targetには最大20個のSmart Targetを同時接続でき、数珠つなぎに接続すればターゲット範囲を約1500フィート(約460メートル)まで広げられる。
IoTargetingの大きさは170×160×50mm、重さは400g。単3電池4本で20時間使える。スマートフォンとMaster Target間やMaster TargetとSmart Target間はWi-Fiで通信する。ただし、日本国内で無線電波を発射するには技適(技術基準適合証明/認定)を取得し技適マークが付されていなければならないので、注意が必要だ。
ボディのリムは、ポリマー製とエアソフトガンで使うBB弾の衝撃に耐えられるアルミニウム製の2種類が用意されている。裏面部はポリマー製で、弾などが当たる表面部は強化シリコン製だ。ボディにはターゲットを立てる三脚取り付け用の穴が3カ所ある。
IoTargetingの価格は、Master Target1個、Smart Target2個(いずれもポリマー製リム)、クライミングウォール用取付金具3個のセットが185ドル(約2万円)。アルミニウム製リムのセットは210ドル(約2万3000円)だ。出荷は2019年2月の予定で、日本への送料は44ドル(約4800円)。この他に、Marter Target1個、Smart Target4個、取付金具5個のセットや通信機能のないデバイス「Just Target」のみのセットも用意されている。
IoTargetingは、目標額に達しない場合でも成立するフレキシブルゴール設定で、2019年2月3日までクラウドファンディングを実施。2019年1月10日時点で、目標の5万ドル(約540万円)に対して約1万7000ドル(約190万円)を集めている。