ビット・トレード・ワン、Raspberry Pi Zero向け単機能拡張基板「ゼロワン」シリーズに、「臭気センサ」、「電子ペーパー」を追加
2019/02/20 17:15
ビット・トレード・ワンは、Raspberry Pi Zeroに単機能を追加することができるpHATサイズの拡張基板「ゼロワン」シリーズの第5弾として、「臭気センサ拡張基板」と「電子ペーパーモニタ拡張基板」を2019年2月22日に発売する。
ゼロワンシリーズは、pHATサイズや電源制御機能を共通仕様とし、これまでに各種センサーやリレー回路、DAC、GPSなどの拡張基板が発売されている。
第5弾で登場するのは、臭気センサーと電子ペーパーディスプレイの2種類。臭気センサ拡張基板(型番:ADRSZOD)は、アンモニア、水素、アルコール、一酸化炭素、メタンなどの揮発性気体や、タバコ、木材が燃焼した際に発生する煙などのさまざまな気体に対応。他のゼロワン製品と組み合わせることで、例えば換気扇の自動運転など行うこともできるようになる。
ステータス表示用のLEDを装備。Seeed Technologyの「Groveシステム」対応コネクターも備えている。本体寸法は65×30×19mmで重量が13gだ。
電子ペーパーモニタ拡張基板(型番:ADRSZEI)は、バックライト不要で、画面切り替え時のみしか電力を消費しない省電力ディスプレイだ。
2.13インチの画面は180度に近い視野角を持ち、直射日光下でも視認性が確保される。ラベリングやタグなどの表示媒体用途に適している。画面解像度は250×122画素で、本体寸法が65×30×10mm、重量が約14gだ。
共にオープン価格で、市場想定売価は2980円程度(税別)とのことだ。