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3Dプリンターで5気筒エンジン模型を作る——巨大エンジン模型プロジェクト「Print BIG」

3Dプリンターで作る巨大エンジン模型プロジェクト「Print BIG」のクラウドファンディングがKickstarterで行われている。

Print BIGは、世界最大のレシプロエンジンといわれるフィンランドWärtsilä製「Wärtsilä-Sulzer(バルチラスルザー)RTA96-C」を模した3Dプリント模型だ。

Print BIG

RTA96-Cは、タンカーなどの大型船舶用ディーゼルエンジン。14気筒の場合、高さ約14メートル、長さ約27メートルにもなる巨大な構造物で、ピストンの高さは6メートルもある。最大出力は約11万馬力だ。

RTA96-Cは最大14気筒の2ストローククロスヘッド型ディーゼルエンジンだが、Print BIGはこれを5気筒、620×300mmに縮小した模型。プロペラシャフトとスクリューを含む長さは700mmで、スクリューは毎分3回転でゆっくりと回る。

Print BIG

Print BIGは「もっと大きな物を3Dプリンターで作りたい」という欲求に応えるプロジェクトで、プラスチック部品は購入者が全て3Dプリントすることを前提としている。また、木製プレート(800×300mm推奨)、シリコーングリス、フィラメント、レンチやスパナなどの工具は自分で用意する必要がある。

Print BIG
Print BIG

このエンジン模型は、3Dプリント部品105個と、ボルト、ナット、ねじ、モーターなど230個以上のその他の部品から成り、造形サイズ300×300×300mm以上のFFF方式3Dプリンターが必要。使用する3Dプリンターにもよるが、部品のプリントには400時間以上かかるようだ。

Print BIGの3Dプリント部品以外に必要な部品を含む「Large part kit」の価格は、850デンマーククローネ(約1万4000円)。出荷は2019年5月の予定だが、出荷先はEU域内限定となっている。なお、STLファイルのみであれば125デンマーククローネ(約2100円)で世界各国に出荷できるようだが、3Dプリント部品以外に必要な部品は、自分で調達する必要がある。

Print BIGは、1万8000デンマーククローネ(約30万円)を目標に2019年3月10日までクラウドファンディングを実施する。

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