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IoTシステムをDIY感覚で設計できる——6社共同オープンソースプロジェクト「Degu」発足

アットマークテクノ、Seeed、コアスタッフ、NXPジャパン、太陽誘電、ノルディック・セミコンダクターの6社は、「Degu(デグー)」プロジェクトを共同で発足する。

同プロジェクトではDIY感覚でIoTシステムを設計できるよう、IoTデバイス「Deguセンサー」の回路図や部品表などハードウェアの技術情報と、OSをはじめとした基本ソフトウェアやドキュメントなどの開発情報をGitHub上で公開する。

また、アットマークテクノとSeeedが共同開発したスターターキット(2019年4月10日発売予定)を提供するほか、Seeedとコアスタッフが量産向けのカスタムオーダーサービスを提供。PoCから製品化までを一貫してDegu仕様で実現できる。

DeguセンサーはAWS IoT Coreにも対応しており、前処理済みのセンシングデータをAWSにアップロードすることで、AWS上の機械学習や深層学習、BIなどでデータを活用可能だ。

Deguセンサーは、200種類以上のセンサーやアクチュエーターを展開するGroveモジュールの中から、目的に合ったものを選択して接続することで、さまざまな機能を試行できる。

また、IoTデバイス向けの省電力無線IP通信規格「Thread」を採用しており、太陽誘電が提供するThread通信モジュールを搭載している。

ネットワーク内のノード同士が相互に通信し、各機器が網目のようにつながる「メッシュネットワーク」を構築することで、広域で安定した通信を実現でき、距離の離れた場所とも通信可能だ。

センシング機能と通信機能のほかに、Nordic製SoCを利用したエッジコンピューティング機能を実装しているのも特徴だ。Python系スクリプト言語を使い、取得したセンサーデータの閾値判定や平均化などの前処理を実行するほか、センサーデータの取得タイミングなどの設定情報をプログラムし、Deguセンサー上で処理可能だ。

従来はクラウド上で実施されることが多かった前処理の一部をセンサー本体で実行できるので、システム全体の効率的な運用が期待できる。

さらに、NXP製の「A71CH Plug&Trustセキュア・エレメント」を搭載しており、AWSから各個体を認証する際に使われる証明書(秘密鍵)をセキュアに保管できる。

なお、対応機器など仕様の詳細はDeguサイトから確認できる。

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