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飛騨家具の匠技で作られたエンクロージャー——無指向性コンパクトスピーカー「LIGNOaudio SP-50SS」

無指向性コンパクトラウドスピーカー「LIGNOaudio SP-50SS」がKickstarterに登場し、出資を募っている。名古屋木材が立ち上げたオーディオ製品ブランド「LIGNOaudio(リグノオーディオ)」によるプロジェクトだ。

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SP-50SSのエンクロージャーの断面形状は、五角形のペンタゴンフォルム。スピーカーユニットは上面に向けてセットされ、円錐形のリフレクタによって無指向性とする独自のデザインを採用している。

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開発元によると、エンクロージャー内部に向かい合う平行面があると内部定在波が発生し有害な振動をもたらすため、五角柱のフォルムにすることで平行面を極力減らしているという。

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スピーカーから放射された音は、頂角90°円錐状の無指向性リフレクタによって拡散され、室内空間の隅々まで音楽に包み込まれる広域音場を作り出している。

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バスレフダクト、リフレクタ、バッフルなどすべての木製パーツには、国産ヒノキを55%圧縮した独自素材LIGNOTEXを使用。比重1.0の重くて固い材質で優れた音響特性を備えている。加工は伝統家具の飛騨家具メーカーが担当、高い精度で美しく仕上げている。

スピーカーユニットにはデンマークScanSpeakの5cmフルレンジを採用。バスレフダクトにより、無理のない低音再生を狙っている。再生周波数帯域は50Hz~20000Hz、定格入力は10W×2、本体サイズはH266×W125×D119mm。アクティブスピーカーではないため、駆動にはアンプが必要だ。

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LIGNOaudio SP-50SSは、今なら数量限定の20%早割価格23万3280円で入手できる。出荷は2019年5月を予定しており、国内の送料については確認が必要だ。

LIGNOaudio SP-50SSは、2019年4月30日までクラウドファンディングを実施中。3月18日時点で、50万円の目標額を上回る70万円以上を集めている。

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