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1.5インチOLED搭載——Raspberry Pi用オーディオDACボード「NanoSound DAC 2」

有機ELディスプレイ搭載のRaspberry Pi用オーディオDACボード「NanoSound DAC 2」がKickstarterに登場し、人気を集めている。

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NanoSound DAC 2は、2017年にクラウドファンディングを成功させた「NanoSound DAC」の後継機。今回は従来の機能はそのままに、音質や使いやすさを向上している。「Basic」「Standard」「Pro」の3つのモデルを用意し、StandardとProはそれぞれ、モノクロ1.3インチ、カラー1.5インチの有機ELディスプレイを標準搭載している。

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DACには、引き続きTIの24bit 192kHzサンプリングDAC「PCM5122」を採用。超低ノイズレギュレーター「TPS7A4700」と高精度マスタークロックを搭載し、低ジッターと良質なDSD再生を可能にしている。また、RCA端子には純銅金メッキを使用している。

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コントロールは、再生/一時停止、早送り、巻き戻しなどのボタンは変更なく、音量調整ボタンはロータリータイプに変更、微調整ができるようになった。リモコンでも操作可能だ。電源はmicroUSBもしくは独立電源の2系統で、自動で切り換えられる。Raspberry Pi用電源スイッチも搭載し、安全にシャットダウンできる。

周辺機器として、ヘッドフォン/スピーカーアンプ搭載の「NanoSound Amp^2」や、アップサンプリング機能付きCDプレーヤー「NanoSound CD」が利用可能。また、3Dプリント製の専用ケースも用意しているとのことだ。

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早割価格は、Basicが320香港ドル(約4500円)、Standardが450香港ドル(約6400円)、Proが770香港ドル(約11000円)。出荷は2019年5月の予定で、日本への送料は別途請求される。

NanoSound DAC 2は、2019年4月29日までクラウドファンディングを実施中。4月11日時点で、1万5000香港ドル(約21万3000円)の目標額を上回る約4万7000香港ドル(約66万6000円)を集めている。

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