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電源不要で軽くて薄い、足首用歩行アシスト装置

米ヴァンダービルト大の研究チームは、軽量で薄型の足首用歩行アシスト装置を開発した。電源不要なため、背中や腰に重いバッテリーやアクチュエーターを装着する必要がなく、衣類の下に着用しても目立たない。研究成果は、2019年3月14日付けの『IEEE Transactions on Neural Systems & Rehabilitation Engineering』に掲載されている。

今回発表した足首用外骨格型装具の基本概念は、2015年6月11日付の『Nature』に掲載された、Collins、Wiggin、Sawickiらによる「unpowered exoskeleton」コンセプトを発展させたものだ。

研究チームの開発した歩行アシスト装置は、無電源の摩擦クラッチ機構、すね当て、アシスト用ばねで構成している。クラッチは一般的なインソールよりも薄く、すね当ては柔らかい。衣類の下や靴の内側もしくは底にフィットし、日々の生活とよりシームレスにつながるデザインだ。

「我々の製品の特徴は、軽量/薄型/静音/低コストだ。足首の動きを妨げることなく、歩行速度に合わせて自然に追従できる」と研究チームは語る。重さはわずか500g弱、製造コストは100ドル(約1万1000円)以下としている。

高齢者や足首の曲げ伸ばしが困難な人、長距離の歩行を伴う仕事に携わる人の歩行サポートをはじめ、ウォーキング、ハイキング、ランニングを楽しみたい人など、幅広い用途に適しているという。

また、米アリゾナ州フェニックスで開催した「Wearable Robotics Association Conference」でも本製品を披露した。

fabcross for エンジニアより転載)

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