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LinuxマイコンのI/Oを学ぶ——CQ出版、「ラズパイで入門!Linux I/Oプログラミング教科書」発刊

CQ出版は、Raspberry Piを通してLinuxワンボードマイコンのI/Oを学ぶ「ラズパイで入門!Linux I/Oプログラミング教科書」を、2019年5月2日に発売する。

Raspberry PiなどLinuxを搭載したワンボードコンピューターは、GPIOやシリアル通信に使える拡張端子を備えており、センサーICやAD/DAコンバーターなどのハードウェアを拡張したり、IoT端末や遠隔操作ロボット向けの組み込みハードウェアとして利用できる。

Webページなどで公開されている回路図をそのまま利用して制作することもできるが、基本的な信号の入出力(I/O)の知識を有していなければ、トラブル発生時に対処できず、さまざまな拡張ハードウェアを正常に動作させるのは困難だ。

同書では、Raspberry Piを例にして、拡張回路の作り方からプログラムの書き方まで、実習を交えて解説したものだ。LinuxワンボードマイコンにおけるI/Oの基礎知識を網羅的に掲載。作製事例集や、Raspberry PiのI/O制御ライブラリーである「WiringPi」のリファレンスも付属している。

さらに、Raspberry Pi用の拡張プリント基板2枚が付属するので、記事内容を実際に試す場合にも便利だ。

なお、同書は雑誌「トランジスタ技術」に掲載された記事を再編集し、書き下ろしの章を追加して再構成したもの。B5判、352ページで、拡張基板2枚、CD-ROM1枚が付属し、定価が3240円(税込)だ。

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