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Raspberry PiでAlexaのスキルを開発——スペクトラム・テクノロジー「はじめてのAlexa開発キット」発売

スペクトラム・テクノロジーは、「はじめてのAlexa開発キット」の販売を開始した。

同キットはRaspberry Piを使用して、Alexaのスキル開発からAVS(Alexa Voice Service)device SDKによる動作状態の確認、端末の動作確認まで対応した開発キットだ。 初めてAlexaを開発するメーカーやプログラマーを対象としており、開発期間の短縮だけでなくPoCとしても利用できる。

スマートホームAPIから音楽ストリーミング、ゲーム、画面対応、ビジネス向けアプリまで広く応用でき、音声認識/音声合成などの技術も習得可能だ。

対応言語はJS、Python、CPPで、開発期間を短縮できるサンプルプログラムも数多く用意している。また、Alexa端末としても利用可能だ。

ハードウェアとしてRaspberry Pi 3 B+に加えマイク、スピーカー、microSD(32GB)、ケース(白、黒、透明から選択可)を用意。またソフトウェアとしてはASK(Alexa skill kit)のコンソール開発、CLI開発、AVS device SDKによる自社製品搭載開発ソフトを搭載している。

初心者向けとして、コンソール開発用(AWS Lambda関数、Alexa開発コンソール:JavaScript)のHello world、スロット対応、画面対応、端末住所問い合わせプログラム、中上級者向けにはASK CLI(JS、Python)を使ったPetmatch、High and low gameを提供する。

また、ASK CLIを使ったスマートホーム用APIをPythonで提供する。Requestによるプログラム設定、アカウントリンク設定、端末検索など一連の動作を確認可能だ。

価格は、Alexa開発キット本体が一式4万円。オプションとしてバッテリー(3.0A 1万mAH、1万円)や、USB電源ケーブル(Micro USB Bソケット、1本200円)、HDMIケーブル(500円)も用意する(価格は全て税抜)。

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