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エアフィルターとカメラ、照明が追加できる——3Dプリンター「Creality CR-10/10S」用ケース「PrintBox」

FFF(熱溶融積層)方式3Dプリンター「Creality CR-10/10S」専用ケース「PrintBox」がIndiegogoに登場し、出資を募っている。

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PrintBoxは、Creality CR-10/10Sを格納できる密閉型の3Dプリンターボックス。空気洗浄や温度調整、LED照明といった機能などを備え、ケースに付属するカラータッチスクリーンからすべての機能が操作できる。

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空気洗浄機能はフィルターカートリッジ「ABEK1P3」を使用し、99.95%の高い洗浄能力を発揮する。LED照明は20~100%の明るさ調整が、内部温度は25~40度で調整できる。IP 180°HD 720P Wi-Fiカメラの映像は、スマホアプリから確認できる。他にも、キーロックやプリント完了後の自動電源オフ機能、収納スペースなどを備える。

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PrintBoxのフレームはアルマイト処理したアルミニウム製で、ジョイントが振動を吸収する構造になっている。全体を厚み3mmの丈夫で軽量なACP(アルミニウム複合)パネル、ドアや窓を厚み3mmのポリカーボネートで覆い、低ノイズかつ一定の環境下でプリント作業ができる。自分で組み立てる必要があり、組み立てツールとインストラクションを同封する。

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3Dプリンターを搭載するボックスのサイズは650×750×760mmで、高さ1100mmの「L-110」(重さ18.5kg)と1600mmの「L-160」(重さ23.4kg)の2タイプを用意する。色はブラッシュドアルミかブラッシュドアンスラサイトアルミから選べ、どちらも内部はマットホワイトだ。

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PrintBox「L-110」は、今なら予定小売価格370ユーロ(約4万5600円)から40%オフの220ユーロ(約2万7100円)で、「L-160」は、予定小売価格450ユーロ(約5万5500円)から40%オフの270ユーロ(約3万3300円)で入手できる。どちらも2019年8月の出荷を予定しており、日本への送料は50ユーロ(約6170円)だ。

PrintBoxは1万2000ユーロ(約148万円)を目標に、2019年6月上旬までクラウドファンディングを実施する。

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