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Anova、プロ向け真空低温調理器「Anova Precision Cooker Pro」を販売開始

スウェーデンElectrolux傘下のAnovaは、真空低温調理器の新モデル「Anova Precision Cooker Pro」の販売を開始した。従来モデルに比べ、パワー、耐久性、連続運転時間、温度管理精度などが向上したプロ向けモデルだ。

Anova Precision Cooker Pro

Anova Precision Cooker Proは、調理用温度計のような形をした真空調理(低温調理)用の調理家電。2014年にKickstarterでクラウドファンディングを行い、目標額の18倍以上の資金を調達する大成功を収めた「Anova Precision Cooker」シリーズの新モデルだ。

真空調理法は、1979年にフォアグラのテリーヌを調理するためにフランスで考案された調理法。100℃を超えない温度で食材を加熱するため低温調理法と呼ばれることもあり、焼く、蒸す、煮るに次ぐ第4の調理法と言われている。真空調理は、食材を入れた袋を密封し低温でゆっくり加熱することで、食材のうま味、風味、栄養素を逃さず、たんぱく質の凝固などの効果により高級レストランのような味が出せる調理法として評価されている。

Anova Precision Cooker Pro

Anova Precision Cookerの使い方は簡単で、まず鍋などの器に水(または湯)を入れて本体を器に固定し、調理時間と温度を設定する。本体が器内の水をかき回して循環させつつ加熱し、水温を設定温度に保つ。次に、食材をポリエチレン製などの袋に入れて真空に近い状態で密封し、水温が設定温度に達したところで食材が入った袋を器内の湯に沈めて湯煎する。設定した時間がたつとアラームが鳴り、調理は終了だ。

Anova Precision Cooker Pro

Anova Precision Cooker Proの大きさは88×60×350mm、重さは1.29kg。消費電力は120Vモデルで1200W、220-240Vモデルで1800Wだ。温度設定範囲は0~92℃で、精度は±0.05℃。対応容量はふた付きの状態で最大100リットル、最低水位は62mm、最高水位は170mmだ。1分当たり12リットルの水を循環させることができる。

調理時間や温度などは本体のタッチパネルで設定する。今後、Wi-Fi経由でスマートフォンのアプリ(iOS/Android対応)からでも設定できるようになるが、アプリの提供開始は2019年夏の予定だ。

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