新しいものづくりがわかるメディア

RSS


ロボット同士が相撲して、アバターが観客を盛り上げる新競技「XROBOCON」開幕

高専ロボコンなどを手掛けるNHKエンタープライズが、新たなロボットスポーツリーグ「XROBOCON」を開催する。

XROBOCONはロボティクスやAIなど新技術を組み合わせた新競技。2025年8月25~27日に、大阪万博会場「シャインハット」の特設ステージで行われる。

この大会は、「ロボティクス×AI×ゲーム」で「20年後のテクノロジーを生み出す」をコンセプトとしている。多様なエンジニアやクリエイターによる共創プロジェクトとして、エイターテインメントと育成を軸としたコミュニティー醸成を目指す。

第1回大会のテーマは「召喚!XTREME相撲」。ロボット同士が土俵上で相撲を取って勝敗を決める。パイロット(チームメンバー)はコックピットの中でロボットを操縦する。さらに観客の声援によりポイントが加算される。ホログラムスクリーンに表示される、チーム所属の自律型アバターで観客をあおってポイント加算を狙うこともできる。開発チームは、大会で用いるロボットとアバターを開発する。

今回は、エンジニア、プログラマー、ゲームクリエイターなどを対象に、パートナー企業をチームオーナーとした開発チームメンバーを募集している。開発メンバーの募集は2025年1月31日までで、XROBOCON公式サイト内のエントリーフォームから応募できる。応募にあたっては年齢や所属団体などの制限はない。個人でも開発メンバーに応募できる。

その後、同年2~3月にかけて開発チームを編成し、アイデア選考会を経て、同年4~7月が開発期間となる。

アイデア選考会でチームが選出されると、競技用ロボット開発およびアバター開発にかかる費用として、各チーム100万円の制作補助金が支給される。

XROBOCONのSlackコミュニティーでは、参加者同士で交流したり、事務局にルールのことなど大会に関する質問をしたり、以前実施したXROBOCONエントリー説明会の動画を見たりすることができる。

関連情報

おすすめ記事

 

コメント

ニュース

編集部のおすすめ

連載・シリーズ

注目のキーワード

もっと見る