賃貸物件の一括管理にも——シリンダー交換式スマートロック「E06」
2019/06/05 11:00
ウエストは構造計画研究所と共同で、Wi-Fi接続型スマートロック「E06」を開発した。
E06は、Wi-Fi通信を使った暗証番号方式のスマートロックで、RemoteLOCKのクラウドシステムを利用し、居住者や管理者はWeb上からパスワード発行などの入退室管理や施錠状態の確認ができる。ただし遠隔からの施解錠には対応していない。
不動産賃貸会社などが一括して設置することで、部屋の内覧者用の時限パスワードを発行したり、居住者が変更になってもシリンダーの交換が不要であったりするなど、賃貸物件の管理工数やコストの削減が期待できる。シリンダー交換型のために穴あけが不要で現状復帰も容易だ。
オレンジ、ブラック、シルバークロムの3色展開で、対応錠前はWEST CA2/CA5/DA2/D06、MIWA LA/DA/LSP、GOAL LX/HD/TX、対応扉厚が30~50mm、対応バックセットが外開きドア38~64mmとなっている。サイズは室外ユニットが86×110×30mm、室内ユニットが51×176×51mm、バッテリーは単3アルカリまたはリチウム電池4本で、価格はオープン価格だ。