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Arduino、新製品シリーズ「Arduino Nano Family」を発表

Arduinoは、米カリフォルニア州で開催された「Maker Fire Bay Area 2019」に合わせて、新製品シリーズ「Arduino Nano Family」を発表した。

今回、発表されたのは、「Arduino Nano Every」、「Arduino Nano 33 IoT」、「Arduino Nano 33 BLE」、「Arduino Nano 33 BLE Sense」の4モデルだ。

Arduino Nano Family

Arduino Nano Everyは、ATMega4809(20MHz/48KB Flash/6KB SRAM)ベースの基本モデルで、通信機能はUSBのみとなっている。

Arduino Nano 33 IoTは、Cortex-M0+(最高48MHz/256KB Flash/32KB SRAM)ベースで、6軸IMU(慣性計測ユニット)、Wi-FiおよびBluetoothモジュールを搭載している。33 IoTは、ログ収集、センサーデータの分析やグラフ化、トリガリングなどが行える「Arduino IoT Cloud」と完全な互換性がある。

Arduino Nano 33 BLEは、Cortex M4F(64MHz/1MB Flash/256KB RAM)ベースで、9軸IMUとBLEモジュールを搭載。ウェアラブルデバイスや、動きを検知し近距離にある装置と通信するプロジェクトでの使用を想定している。

Arduino Nano 33 BLE Senseは、33 BLEの機能に加え、温度、気圧、湿度、ジェスチャーなどのセンサーとマイクロフォンを搭載している。ウェアラブルデバイスや、ジェスチャーを検知して近距離にある装置と通信するプロジェクトでの使用を想定している。

Arduino Nano Family

大きさはいずれも18×45mm。価格は、Everyが9.90ドル(約1100円)、33 IoTが18ドル(約2000円)、33 BLEが19ドル(約2100円)、33 BLE Senseが29.5ドル(約3200円)だ。出荷時期は、Everyと33 IoTが2019年6月中旬、33 BLEと33 BLE Senseが7月中旬を予定している。ただし、日本国内で無線電波を発射するには、技適(技術基準適合証明・認定)を取得し技適マークが付されていなければならないので、注意が必要だ。

Arduino SIM

また、Arduinoは、Arduino IoT Cloudに接続可能な「Arduino SIM」も発表している。データ通信量10MBまで90日間無料で使用できるデータ通信SIMで、無料期間終了後は月額1.5ドル(約160円)で5MBまで使える。

Arduino SIMは「Arduino MKR GSM1400」ボードに対応しており、3Gネットワーク(2Gフォールバック機能付き)で使用できる。Maker FaireにMKR GSM1400ボードを持参すれば、トライアル用に無料でArduino SIMをもらえたようだ。

Arduino SIMは、発表当初はアメリカ国内でのみ利用可能だったが、その後、国際ローミングに対応し、利用可能地域を拡大。記事執筆時点では、世界各国(ただし、EU諸国およびブラジルを除く)で利用可能となっている。

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