WheelCare2は丈夫で軽量な素材で作られ扱いやすく、トラッキングシステム（BLE／GPS）を搭載しているため安心して利用できる障害者／高齢者向けの電動車いす。ハード、ソフト面から利用者と介護者の負担軽減を狙うものだ。

本体は軽量で丈夫な飛行機グレードのアルミニウム製で、クッションシートは通気性が高く簡単に取り外してクリーニングできる。電磁ブレーキシステムを採用し、安全に電動モードからマニュアルモードに切り替えられる。

オールインワントラッキングシステム（BLE／GPS）を搭載し、介護者との距離が開くとアラートを発する。距離は1～2m、5～7m、12～15mで設定でき、さらに距離が離れた場合はGPSアプリでも位置を特定できる。

本体のサイズは1040（高さ）×980（奥行き）×620mm（幅）、折りたたみ時は800×340×620mmで、重さは24kg（バッテリー込み）。シートのサイズは450mm（幅）×430mm（奥行き）、最大負荷重量は135kg、最高速度は時速8kmで、最大傾斜は12度だ。リチウムイオンバッテリー（24V）を搭載し、フルチャージで約15kmの走行が可能。

WheelCare2は、価格1万4800香港ドル（約20万3000円）で提供する。2019年8月の出荷を予定しており、日本への送料は5600香港ドル（約7万7390円）だ。

WheelCare2は、2019年8月6日までクラウドファンディングを実施中。6月21日時点で、1万香港ドル（約14万円）の目標額に対して約1万4000香港ドル（約19万6000円）を集めている。