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1mm角でイヌの鼻相当の高感度——アロマビット、超小型シリコンCMOS型ニオイセンサーの開発事業化へ

アロマビットは、超小型、高解像度シリコンCMOS型次世代ニオイセンサー開発の事業化のため、豊橋技術科学大学初認定となる大学発ベンチャー企業を、子会社として設立したことを発表した。

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アロマビットはこれまで、超高感度の水晶振動子型センサー素子を用いた小型ニオイセンサーを開発、実用化してきたが、さらに小型化、低コスト化が求められるスマートフォン市場などを目指すのが困難だった。

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今回開発事業化を目指すニオイセンサーは、豊橋技術科学大学が開発した超高感度シリコンCMOS型イオンイメージングセンサーのセンサー基盤技術に、同社が開発したニオイ受容体膜を応用した。スマートフォンにも対応する超小型サイズで、例えば1ミリ角サイズに犬の鼻と同等の約1200種類の受容体に相当するセンサー素子を搭載することができる。

同社と豊橋技術科学大学、豊橋センサ協議会、浜松ホトニクスなどの6機関で2017年にCOSCo(CMOS Odor Sensor Consortium)を発足し、翌2018年にはその成果として、かおりカメラ「i-Sniffer」を発表。今回、さらに開発事業化を加速させる体制を整えるために、初の豊橋技術科学大学発ベンチャーとなるアロマビットシリコンセンサテクノロジーを設立し、同コンソーシアムの成果を集約した。

アロマビットは、センサーハードの先行優位性を基に、デジタルニオイデータベースの開発を加速化、今後急拡大が見込まれるデジタル嗅覚市場での地位を確実なものとする狙いがある。

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