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Wi-Fi/Bluetooth搭載のArduino互換開発ボード「Grape-Express Mini」

Wi-Fi/Bluetooth搭載のArduino互換開発ボード「Grape-Express Mini」がKickstarterに登場し、出資を募っている。

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Grape-Express Miniは、プロトタイプやプロジェクトの開発期間の短縮を目的としたボード。ボードにはあらかじめ主要なモジュールやコネクターを組み込んでおり、LEDが点滅するだけの簡単なタイマーから、ユーザーインタフェースを搭載したミニコンピューターとしてまで、目的に応じた利用ができる。

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マイコンには「ATMEGA2560」を採用。JTAGまたはISP経由でATMEL-ICEプログラマを利用するか、micro USB経由でPCと接続してプログラミングできる。開発初心者でも取り組みやすいように、専用ソフトウェアを用意し、Arduino IDEにも対応する。

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外部アンテナ付きWi-Fiモジュール「RN171」、Bluetooth 4.2(BLE)モジュール「RN4871」を搭載し、マイコンまたは外部から制御可能で、データ転送の安全性にも配慮している。1.3インチOLEDディスプレイも搭載し、テキストやグラフィックスの表示が可能。また、センサーやほかのモジュールが取り付けられるように、ボードの両側にコネクターを複数配置している。

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リチウムイオン電池を内蔵し、20分の充電で最長6時間駆動する。外部電源との切り換えは自動で行い、ケーブルを取り外してもプロジェクトが中断することは無い。

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大きさは100×49×22mm。256KBのフラッシュメモリ、4KBのEEPROM、8KBのRAMを搭載。短絡保護機能、過熱保護機能もサポートする。

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価格は65スイスフラン(約7000円)。出荷は2019年10月の予定で、日本への送料は15フラン(約1600円)だ。

Grape-Express Miniは、2019年9月18日までクラウドファンディングを実施中。9月5日時点で、目標額2000スイスフラン(約21万4000円)のうち、約1100フラン(約12万3000円)を集めている。

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