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micro:bitで電子工作入門——カットシステム、「micro:bit×Groveで楽しむ電子工作」発刊

カットシステムは、「micro:bit×Groveで楽しむ電子工作」を2019年10月20日に刊行する。

本書は、マイコンボード「micro:bit」と、Groveデバイスを組み合わせた電子工作を解説する初心者向けの入門書だ。

JavaScriptの文法が理解できて、まだ電子工作に馴染みのないユーザーを想定。本書を通じてマイコンボードの基本的な立ち位置を理解し、配線作業を除いた電子工作の入り口に立てるようにするのが狙いだ。既にmicro:bitを活用しているユーザーでもGroveデバイスの活用により、配線作業から解放される利点がある。

全5章構成で、前半2章でイントロダクション/Groveシールドなどの環境構築を説明した後、第3章「Grove基本プログラミング」ではGroveデバイスを用いたプログラミングについて解説する。そして第4章「MicroPython」ではLED/LCD/GPSの実装についてそれぞれ説明。第5章「Grove応用プログラミング」ではPCによるLCD制御やCPU使用率表示器、光センサーと連動したPCのシャットダウンプログラム、測距スピーカーなどについて解説する。

付録ではGroveデバイスの移植方法や、micro:bitのJavaScript処理系などについて取り扱う。特典として、学習に使えるサンプルファイルがダウンロード可能だ。

著者は川口直也氏。A5判168ページで、価格は1800円(税抜)だ。

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