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ファジー(文系)とテッキー(理系)の最強タッグ——東洋館出版、「FUZZY-TECHIE」発刊

東洋館出版は、「FUZZY-TECHIE」を刊行した。

本書はSTEM教育に焦点を当てた一冊だ。活躍中の起業家らの発言や功績などの紹介を通じ、「テッキー(理系)」の活躍によって情報通信技術が民主化されはじめた現代において、「ファジー(曖昧な文系)」がアイデアとリーダーシップを発揮することで、人間にとってより豊かな時代を築ける、と主張する。

全9章構成。カリグラフィの学びを一貫し続けたスティーブ・ジョブズをはじめ、推薦アルゴリズムでファッションを提案するスティッチフィックスが立ち上がる際の文系力に着目する。他に、高度に人間的な知識と判断力を要するアメリカ海軍の司令塔や、国連で食糧再分配のシステム構築に挑戦するヴァイオリニストなどが登場し、斬新な発想の素地に迫る。

一方で「AIのカーテンの向こう側には人間がいる」として、マイクロソフトのチャットボット「エイミー」の失敗や、エコーチェンバーなどに代表されるAIの危険性にも警鐘を鳴らす。最終的には、データリテラシーやナラティブサイエンスなど、従来の文理を組み合わせた学問の登場に触れ、「ファジーとテッキーが組み合わさればなんでもできる」と締めくくる。

著者はスコット・ハートリー氏、訳者は鈴木立哉氏。384ページで、価格は1980円(税込)だ。

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