DOBOT、小学生~高校生向けの教育用ロボットアーム「Magician Lite」を発表
2019/10/21 15:00
TechShareは、同社が国内正規代理店として販売する4軸ロボットアーム「DOBOT Magician」の新製品「Magician Lite」を発表した。
Magician Liteは、小学生から高校生向けの教育用プラットフォームとしてデザインされた製品だ。
本体重量は2.4kg、可搬重量も250gと超軽量で低推力なため、子供が利用した場合にも安心して利用できる。
ロボットアームの繰り返し精度は0.2mm、最大リーチは34cmだ。アーム本体の台座部分にエアポンプが搭載されているため、コンパクトなスペースで利用できる。他にも、サクションカップやソフトグリッパー、ペンアタッチメントなども利用できる。
特徴として、DOBOT Magician同等の基本性能に加えて安全機能が追加されている点が挙げられる。子供が使うことを前提に、アーム関節部分の挟み込みを防止するデザインや衝突検知機能の追加などで安全性を高めている。
もう一つの特徴は、DOBOT用のScratch環境が用意されていることだ。ドラッグアンドドロップできるコーディングブロックを使って、Magician Liteを含むゲームやアニメーションのプログラムを作成できる。
「Magic Box」と呼ばれる外部コントローラーを採用していることもポイントだ。Bluetoothを標準でサポートしているほか、12種類のインターフェースが搭載されており、高い拡張性を確保している。
販売価格や販売開始時期の詳細は未定だが、DOBOT Education Conference 2019(2019年10月30日、秋葉原UDX)にてDOBOTの講演や実機のデモ展示を開催予定だ。参加定員は80名で、無料で参加できる。参加登録はイベントWebサイトにて受け付けている。