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動画から足の3Dモデルを生成——機械学習と3Dプリンターを活用したフルオーダーメイド靴「Shoe-Craft-Terminal」

東京工業大学発ベンチャーのビネット&クラリティは、機械学習と3Dプリンターを活用した靴のフルオーダーメイドサービス「Shoe-Craft-Terminal」を開始した。

同サービスでは、機械学習による画像認識技術を活用。ユーザー自身がスマートフォンで撮影した動画から足の3Dモデルを生成し、3Dプリンターによって靴型の作製を自動化、従来の約半額(同社調べ)となる、4万円での靴のフルオーダーメイドサービスを実現した。

専用アプリのインストールは不要だ。デザインを選んだ上で問診票に回答し、A4サイズの紙の上で片足ずつ撮影した動画をWeb上にアップロードするだけで、一度も来店することなく、足にフィットする靴を作製できる。

デザインはメンズ/レディースともベーシックな2タイプで、革の色はレディース6色/メンズ5色、ヒールの色はレディース/メンズともに3色を用意。今後、デザインを追加予定だ。さらなる低価格化に向けて、靴自体を3Dプリンターで出力するための技術開発も進めており、1年以内の実用化を目指す。

価格はパンプスが4万円、紐靴が5万円、内羽根&ストレートチップタイプと外羽根&プレーントウタイプが6万円となる(価格は全て税抜)。

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