ソニー、LTE-Mに対応したSPRESENSE用拡張通信ボード発売
2019/12/10 17:00
ソニーは、同社のIoT向けワンボードマイコンSPRESENSE用LTE拡張ボード「CXD5602PWBLM1J」を、2019年12月20日に発売する。
CXD5602PWBLM1J は、Altair Semiconductorの低消費電力小型チップセットALT1250を採用し、LPWAの通信規格の1つであるLTE-Mに対応している。SPRESENSEメインボードと組み合わせることで、各種センサーからの情報やカメラからの画像を取り込み、エッジAIが認識処理して圧縮したデータをLTE-M通信網を利用して送信することが可能で、低通信コスト、低消費電力、広範な通信カバレッジなシステムを実装できる。
サイズは45.0×50.0mm。RATはLTE Cat-M1、対応バンドは1、8、18、19。オーディオ入出力、GPIO、I2C、UARTなどのデジタル入出力、5.0Vレンジのアナログ入力、microSDカードスロットを搭載している。ソフトウェア開発環境は、Arduino IDE、VSCodeなどに対応。メーカー希望小売価格は7980円（税抜）だ。
