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既存の聴診器をデジタル化——シェアメディカル、後付型デジタル聴診デバイス「ネクステート」出荷開始

シェアメディカルは、医師や看護師などが所有している既存の聴診器に装着する、後付型デジタル聴診デバイス「ネクステート」の出荷を開始した。

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ネクステートは、DSPイコライザを搭載し、聴診器でとらえた生体音を最大1000倍に拡大可能なデバイスだ。3.5mmピンジャックやmicro USB Type Bなどのインターフェイスを備え、 音量調整、Bluetoothヘッドフォンとのペアリング 、録音などのデジタル化する独自の機構を備えている。

同社によれば、2019年9月の予約開始以来すでに300セットの注文を受けている。2019年8月8日にネクステートを正式発表して以降も、医師と患者など2人同時使用のためのアンプの増設、ボタン配置や色調などユーザーインターフェイスの調整、抗菌樹脂の採用、音響エンジニアと医師との直接対話によるオリジナルの生体音プリセットの調整などをアップデート。発表時より出荷版ネクステートは完成度を大幅に高めているとしている。

出荷開始は2019年12月13日、販売価格は5万円(税別)。

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