Jetson Nanoの活用法を解説——ソーテック社、「Jetson Nano 超入門」発刊へ
2019/12/20 16:30
ソーテック社は、「Jetson Nano超入門」を2019年12月21日に発刊する予定だ。
本書ではJetson Nanoを活用するのに必要な周辺機器やセットアップ方法、基本的な使い方などから、本格運用するための電源や冷却ファン装備、CUDAデモや物体検出、ディープラーニングを利用した楽器アプリや三次元画像処理、電子工作までを解説する。
全8チャプター構成。冒頭の2チャプターでJetson Nanoの概要やセットアップについて解説した後、Part3「本格運用するための設定や基礎知識」では、Jetson Nanoを使う上で必要な設定や基礎知識、基本操作やGUI標準テキストなどについて解説する。
後半の4チャプターでは具体的な操作について解説。Part5「USBカメラを使った物体検出」では、物体検出アルゴリズム「YOLO」を利用した物体検出について、Part6「自分の身体を楽器にするソフトを使ってみよう」では、カーネルビルドの方法やpygameを用いたMIDI信号のコントロールについて解説する。
なおサポートページからは、書籍内で解説したサンプルコードやデモ用データ、設定ファイルなどの一部をダウンロード可能だ。
著者はJetson Japan User Group(からあげ氏、北崎恵凡氏、古瀬勉氏、鶴長鎮一氏、中畑隆拓氏)。B5変型判256ページ、価格は2838円(税込)だ。