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花粉症などのアレルギー性鼻炎による副鼻腔痛を軽減「ClearUP Sinus Pain Relief」 #CES2020

アメリカのTivic Health Systemsは、花粉症などのアレルギー性鼻炎による副鼻腔の痛みを緩和するデバイス「ClearUP Sinus Pain Relief」を、「CES 2020」で出展した。

同製品は、処方箋なしで購入できる治療用小型デバイスで、手軽に携帯でき、薬品も不要、副作用もない。

使用方法はシンプルで、頬や鼻、眉骨に沿って約5分間ゆっくりと先端を滑らせるだけ。デバイスが発する微弱電流が皮膚の下にある神経を刺激することで、アレルギーなどに起因する副鼻腔の痛みを軽減する仕組みだ。

ワンボタンで使用でき、強度レベルは3段階から選べる。対象は18歳以上。充電により繰り返し使える。

開発元であるTivic Health Systemsの調査によると、同製品で5分間の治療を行った患者のうち74%が「症状が緩和した」と答えた他、82%が現在の治療法よりもこのデバイスによる治療が好ましいと回答したという。

2019年1月にFDAの認可を受けて、現在Amazonなどで市販されている。価格は149ドル(約1万6200円)。

2019年11月にはTIME誌の「The 100 Best Inventions of 2019」のヘルスケア部門で選ばれた他、CES 2020では「Innovation Award」を受賞している。

デモ展示の他、1月7日にはTivic HealthのCEO、Jennifer Ernst氏がCESのデジタルヘルスサミットで講演した。

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