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AIでソニックを攻略 、「OpenAI Gym/Baselines 深層学習・強化学習 人工知能プログラミング 実践入門」刊行

ボーンデジタルが「OpenAI Gym/Baselines 深層学習・強化学習 人工知能プログラミング 実践入門」を刊行する。本書では、OpenAIの強化学習ツールキットを使用して、ゲームを攻略するAIを作るための手法などを解説する。

OpenAI Gymは、人工知能を研究する非営利団体であるOpenAIが提供する強化学習ツールキットで、Atariのゲーム環境やロボット制御環境など、学習用の環境が多数含まれている。本書では、このOpenAI Gymを使用して、ゲームを攻略するAIを作るための手法を解説する。

OpenAI Gymでは、さまざまな強化学習アルゴリズムがまとめられたStable Baselinesを組み合わせて学習を行う。そのため、本書でもStable Baselinesの概要から各アルゴリズムの詳細、学習状況の監視の方法などを、サンプルの作成を通じて紹介している。

全8章構成。冒頭2章で深層学習や開発環境の概要について説明した後、3章から5章まではOpenAI Gym、Stable Baselines、Atari環境、OpenAI GymのGym Retro環境について順に解説する。

また第7章では、Gym Retro環境を利用して、セガのゲーム「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」(メガドライブ版)を実際に有償で入手して攻略する。

さらに、最後の8章ではマインクラフトなど最新ゲームを攻略するための環境や、Unityゲームを攻略するためのGymラッパー、ロボット制御の強化学習、FXや株の値動き予測など、さまざまなバリエーションの学習概要について取り上げる。

著者は布留川 英一氏、刊行は2020年2月25日。B5変形判312ページで、価格は3200円(税抜)だ。

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