本書は、フィンランドの女性プログラマーによる知育絵本「ルビィのぼうけん」シリーズの第4弾だ。第1作となる「ルビィのぼうけん こんにちは！プログラミング」は、Kickstarterで目標額の1万ドルに対し、38万ドルを超える資金を集め、20ヶ国以上で翻訳された。

今作では親子でAIについて学べる。コンピューターの仕組みが学べる第2作「ルビィのぼうけん コンピューターの国のルビィ」と同様に、本作でも絵本と練習問題の2部構成を採用した。

絵本パートでは、主人公のルビィたちが学校でAIロボットと過ごしながら、AIや機械学習の世界を体感していく。練習問題は、絵本で触れた概念や考え方をより深く体験できるように、親子で遊びながら学べるように構成されている。

著者はリンダ・リウカス氏。B5変形判98ページで、価格は1800円（税抜）だ。