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Amazon、非接触型の生体認証システムの特許を申請——手をかざすだけで本人確認できる

Amazonが非接触型の生体認証システムに関する特許を申請、2019年12月26日付で公開されている。

この特許は、「NON-CONTACT BIOMETRIC IDENTIFICATION SYSTEM」という件名で、2018年6月21日付でAMAZON TECHNOLOGIESから出願されたもの。手のひらのイメージをキャプチャするスキャナーによる、認証システムだ。

今回公開された特許図面によると、偏光板を備えた赤外線LEDを光源として、カメラを使って手のひらの画像を撮影するものだ。一般的に赤外線を使った静脈認証システムでは、スキャナーに手を正確に載せる必要があり、読み取り作業に時間がかかるなどの課題があった。

本発明では、手の輪郭をとらえた画像と、血管や骨など内部組織をとらえた画像を組み合わせ、かつ画像を細分化しニューラルネットワークを使って認識することで、手のひらの向きによらず、スキャナーから離れていても読み取り可能で、高速、高精度の認証を実現できるとしている。

特許請求の範囲からは、非接触かつ高速な読み取りが可能な特徴を生かし、IDカード認証などのように偽装されるリスクが低く、他の生体認証では時間がかかりすぎて実用が難しいケースへの適用を想定していることが分かる。

また本発明に関して、アメリカの大手メディアからは、Amazonが手のひらを使ったカード決済認証システムを開発中とする情報との関係性を指摘する報道もなされている。

fabcross for エンジニアより転載)

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