枝豆の選別とキュウリの等級判別でディープラーニング開発を体験——CQ出版が「IT農家のラズパイ製ディープ・ラーニング・カメラ」を刊行
2020/02/14 15:00
CQ出版は、「IT農家のラズパイ製ディープ・ラーニング・カメラ」を2020年3月4日に発売する。
本書では、枝豆の選別とキュウリの等級判別を例に、ディープラーニング開発を体験する。農作物の画像を撮り溜めて学習用のデータを作り、それをもとに畳み込みニューラルネットワークで学習モデルを生成。最後に学習済みモデルをRaspberry Piに組み込み、ディープラーニングカメラを製作する。
全2部構成。前半の第1部「体験学習[基礎編]枝豆の選別」では、学習済みモデルの開発環境準備、学習用データとなる枝豆の画像集め、学習&評価用データセットの作成、枝豆の画像から学習済みモデルを作成することなどを解説する。
後半の第2部「体験学習[応用編]キュウリの等級判別」では、Raspberry Piのセットアップ、学習済みモデルのチューニングによる正答率の向上、学習済みモデルのRaspberry Piへの組み込みによるキュウリの等級判別マシンの製作に挑戦する。
著者は小池誠氏。新書判176ページ、定価は1320円(税込)だ。