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プログラミングスクール「QUELCODE」、新型コロナウイルスの影響で内定取り消しに遭った新卒学生を対象に無償カウンセリングを実施

LABOTは、新型コロナウイルスの影響で内定取り消しに遭った新卒学生を対象に、プログラミングスクール「QUELCODE」において無償カウンセリングを実施すると2020年3月18日に発表した。

無償カウンセリングの申し込み期間は3月18日~3月31日で、カウンセリングは3月23日から随時、オンラインで実施する。

カウンセリングの対象者は、新型コロナウイルス感染拡大による経済悪化/業績悪化などの影響で、正社員の採用内定を取り消された大学(院)/短大/専門学校/専門職大学/高校生で、IT関連職の就業に関心のある就労希望者だ。カウンセリングは、国家資格キャリアコンサルタントを有する担当者が行う。

2020年1月に開校したQUELCODEは、卒業まで学費不要/転職後に支払いが発生するISA(Income Share Agreement=所得分配契約)を日本で初めて採用したプログラミングスクールだ。プログラムは6カ月で、初回募集では数百名の入校希望者に対し25名が選考に通過し在籍している。

ISAは、米国で生まれたスクールと学生の新しい契約モデルで、受講開始から卒業までの期間は受講費用が発生しない代わりに、一定の条件を満たした場合に卒業後の収入から一定割合をスクールに支払うという内容の所得分配契約だ。

現在の年収水準が概ね420万円以下の非IT職種/プログラミング未経験者(大学4年生を含む)を対象にカリキュラムを提供し、入学金/学費の支払いがない代わりに、卒業後に希望する職種への就労が実現した後、一定期間(24〜48カ月)、給与(月給)の13~17%を支払う義務が発生する。

ただし、今回のサポートプログラムは、キャリアカウンセリングを主たる目的としており、QUELCODEを含む同社の事業・サービスへの勧誘は行わないとしている。また、入校希望者は別途入学選考を受ける必要がある。

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