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ExOne、バインダージェット方式金属3Dプリンター用材料15種を発表

ExOneは、自社のバインダージェット方式金属3Dプリンター用の新たな材料を発表した。バインダージェット方式は、産業用プリントヘッドが液状のバインダーを粉体の薄い層に塗布し1層ずつ部品を造形する手法。破棄物をほとんど出さず、粉末材料から高密度の機能性精密部品を高速に造形できるメリットがある。

同社は顧客やパートナーとともに、15種の金属、セラミック、複合材料を新たに認定。それにより自社の金属3Dプリンターで、単一合金金属10種、セラミック6種、複合材料5種の合計21種の材料で造形が可能になる。さらにアルミニウムとインコネル718など24種以上の粉末材料が、研究開発用素材として認定された。

新たに認定されたM2工具鋼は切削工具で広く使用されている高速度鋼で、顧客認定セラミックの炭化ケイ素は、航空宇宙用途で頻繁に使用される。新素材の認定には、素材、印刷機、プロセスの最適化といった複雑な作業が伴い、迅速な作業には顧客やパートナーの支援が必要になる。今回の認定には、グローバル タングステン アンド パウダーズ、H.C. Starck Solutions、NASA、オークリッジ国立研究所、SGLカーボン、米陸軍、米国エネルギー省、テキサス大学エルパソ校、バージニア工科大学などの支援を得た。

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