ワンタッチでフィルター交換できる3Dプリントマスク、3Dプリントデータを公開
大学院生二人によるデザインチームが、3Dプリントマスク「PITATT 3D print mask」の3Dプリントデータをホームページで公開した。
PITATT 3D print maskは、ワンタッチでフィルターの取り外しが可能なインナー付きマスクだ。フィルターを付け替えるだけで繰り返し使用でき、フィルターをインナーで固定することで、フィルターが口に当たらない構造を採用している。
FFF(熱溶融積層)方式を前提としてモデリングされており、サポート設定なしで出力できる。スモールサイズとレギュラーサイズの2種類がラインアップされており、それぞれのデータ(.stl形式)はホームページからダウンロード可能だ。
3Dプリンターで出力後は、紐を通し、内側にフィルターを折って挟み込むだけで利用できる。インナーとアウターの2パーツでフィルターを挟み込む構造を採用しており、フィルターは外側のボタンを押すだけで取り外せる。
フィルターには布、ガーゼ、ティッシュなど、手元にある素材を活用できる。ひもを取り付ける部分にはV字ロック機構を採用しており、結び目をV字型の溝に引っ掛けるだけで取り付けられる。