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スマートリモコンを組み立てながら電子工作やプログラミングを学習できる——SOCINNOが「sLab-Remo2」を発売

SOCINNOは2020年4月24日、IoT電子工作/AI学習スターターキット「sLab-Remo2」を発売した。

同キットの目的は、スマートリモコンを組み立てながら、電子工作やプログラミングに加えて、IoTやAIの仕組みを学習することだ。LED点灯から始まり、環境センサーや赤外線受信センサーなど、電子工作の基礎から応用までを順番に学習できる。さらに、インターネット接続やクラウドを活用したスマートリモコンの制作を通じ、応用的な内容も身に付けられる。

キットには、ESP-WROOME-32開発ボードのほかブレッドボード、ジャンパーワイヤーセット、各種センサーなどが同梱される。

同梱物

基礎から学習できる工作例を用意し、回路図や配線図/サンプルソフトを用いて解説する。本キットで製作できるスマートリモコンは、環境センサー付きスマートリモコン/カメラ付きスマートリモコンの2種類だ。

クラウドを活用したIoTシステムを構築することで、屋外からスマートフォンでの家電制御や、AIスピーカー連携による家電制御、人を感知することによる家電制御やメール送信などのサービスを実装可能だ。クラウドの設定やIoT機器のプログラミングを通じて、IoTの仕組みも学習できる。

Scratch3.0(拡張機能)を有効にすることで、専用ブロックを用いた情報取得やリモコン制御などが可能となる。キット本体はArduinoを用いてプログラミングでき、LED点灯からスマートリモコン制作まで、サンプルプログラムを用意して解説する。

また、AIを体験学習できる「sLab-AI学習サイト」と連携しているのも特徴だ。同サイトではAIモデルの作成やデータ学習によるAIの作成に加えて、sLab-Remo2のカメラで撮影した画像のAI学習や判定なども行える。AIの判定結果によるキット制御にも対応しているため、sLab-Remo2のカメラで文字を判定させ、リモコン送信などAIを活用した仕組みを構築しながらの学習も可能だ。価格は3900円(税別)で提供される。

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