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タックス、患者の案内や管理ができる医療施設、介護施設向けAIアシスタント「AI顔認証×temi」発売

タックス顔パス事業部は、テクムズとの協業事業プランニングの第1弾として、医療施設と介護施設向けAIアシスタント「AI顔認証×temi」の新アイデアパッケージを、2020年5月1日に発売する。

AI顔認証「顔パス」は、顔の特徴から登録済みの顔データと照合する本人確認や、年齢、性別、人種、表情を推定する技術だ。

temiは、AI/センサーシステム/カメラを搭載し、インタラクティブ、教育、医療などのアプリケーションにも対応できるアメリカtemiのパーソナルロボットだ。掃除ロボットなどのインハウスロボットとは異なり、周囲の状況を理解して動的及び静的な障害物を避け、目的地までのパスを学んで再調整したり、人間の移動速度にも合わせることが可能だ。

医療、介護施設用にプログラミングしたAI顔認証×temiは、診察順番が来た患者のお迎えや案内、病室や検査室への誘導、表情から体調を読み取りステーションへの通知、入院患者の頭の動きや歩幅、トイレの回数などの行動報告、顔認証による入館者の管理、入館時のアルコール消毒のチェック、未消毒入館者を追跡して警告などができる。

temi搭載のカメラを使うと、遠くの家族の自宅からお見舞いや医師の説明などに同席することも可能。遠隔医療の側面では、病院や医師同士、地域と病院、外出中の医師と結ぶこともできる。

医療、介護従事者のAIアシスタントとして、医療従事者の負担軽減と闘病中の家族の支えになる機能が準備されており、プログラミングで設定変更可能で、状況に応じた専用temiも提供できる。

月額費用は保守サービス付きで月額2万5000円(税別)、保守サービス付きで24カ月契約。別途、初期設定や導入費用など50万円(税別)が必要だ。

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