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建設現場のテレワークも——ARAV、建設機器を遠隔操作できる「建機Webコントローラー」を開発

東京大学発のスタートアップARAVが、インターネット経由で遠隔操作が可能な「建機Webコントローラー」の実証実験に成功、事業化を開始すると発表した。

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建機Webコントローラーは、ARAVと富士建、ビスペルの共同開発による遠隔操作システム。遠隔装置を建設機械に取り付け、インターネット経由でノートPC、スマートフォンまたは専用コントローラーからリアルタイムで操作するものだ。遠隔装置はメーカーや機種を問わず既存の建設機械に後付けできる。装置本体に通信用SIMを搭載しているので、携帯電話回線が通じるエリアであれば利用できる。

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同社らは静岡県富士市に1/14スケールモデルを用意して、東京都や滋賀県、福岡県などからリアルタイムでの遠隔操作の要素技術検証を実施。検証後の要素技術を油圧ショベルの実機に実装して正常動作することが確認できたため事業化に踏み切った。

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スマートフォンのみで操作できるが、ノートPCから操作することで複数モニターでの画像確認が可能。また、専用の簡易コントロールルームを設置することでオペレーターの負担を軽減できるとしている。

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