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ソラコム、冠水検知IoTシステム向けのデバイスと活用レシピを提供開始

ソラコムは同社の「SORACOM IoTストア」において、冠水検知IoTシステムに必要な産業用デバイスと、それらを利用してシステム構築するためのレシピの提供を開始した。

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今回発売するのは、冠水検知IoTシステム向けに手軽に設置できる「ドライコンタクトコンバータ」と「冠水センサー」だ。

photo ドライコンタクトコンバータ(OPTEX製)

ドライコンタクトコンバータ(OPTEX製)はIP65相当の防水防塵性能を備え、低消費電力かつ遠距離通信が可能なSigfoxによる屋外長期設置型デバイスだ。専用リチウム電池によって約5年稼働(通信回数1日10回の場合)する。価格は1万4980円(税別)で、SORACOM Air for Sigfoxの契約事務手数料、および1年分の通信料金(1440円)が含まれる。

photo 冠水センサー(Watty製HL-MC1A)

冠水センサー(Watty製HL-MC1A)は一定以上の水位で接点出力がオンになるセンサーだ。金属カバーによってフロートの摺動を保護することで外部からのダメージを軽減し、屋外での長期設置に適している。価格は8万円(税別)だ。

同社によると、冠水検知のためのIoTシステム構築には、センサーや設置場所に適したデバイスの選定、実際の設置や電源の確保、さらにデータの収集や分析のためのアプリケーション開発など、さまざまな専門知識が必要になる。

そこで製品発売と同時に、デバイスの接続から設置、データ収集、ダッシュボードを利用した可視化、さらにアラート通知設定の方法などを解説したレシピを、「IoT DIYレシピ」として公開する。

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