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Telexistence、小売業界向け半自律型遠隔操作ロボット「Model-T」を開発

Telexistenceが、小売業界向けに遠隔から商品陳列作業などができる半自律型遠隔操作ロボット「Model-T」を開発した。

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同ロボットは、コンビニエンスストアなどの狭い店舗空間内でも商品陳列ができるよう、胴体やアームに合計22の関節を備えており、人間の動きに近い形で作業ができるので、最低限の店舗改修で導入できる。

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Model-Tと操縦者間の映像伝送では、ロボット側のカメラから操縦者のディスプレイに表示されるまでの遅延を50ms程度に短縮。これにより、視覚と身体感覚との操作のずれをほとんど感じなくなり、動作の速い対象物に対しても、正確な操作ができるという。

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さらに、真空吸引と2指グリッパーを組み合わせたロボットハンド「Andrea-Yamaura End Effector」を搭載。さまざまな形状の商品を把持するように設計されているため、商品ごとにロボットハンドの取り換える必要がない。

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Model-Tはまず、コンビニエンスストア業界向けに導入を進める予定で、ファミリーマートやローソンの協力によって2020年夏以降、実際の店舗で商品陳列業務を行う予定だ。その後他のコンビニエンスストアへ展開や、その他の小売セグメントへの導入も進める。

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