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協働型自律搬送ロボットを提供開始——困難だったロボットによるフロア間の搬送が可能に

フジテックスが、 ForwardX Roboticsの協働型自律搬送ロボットの提供を開始した。同製品を利用すれば、エレベーターとのシステム連携により、これまでロボットでは難しかったフロア間移動による搬送が可能になるという。

ForwardX Roboticsの協働型自律搬送ロボットは、工場などの施設内を画像認識技術で最短2時間でマッピングし、人や障害物と接触せずに自動走行できる。運用中に施設内の設備変更があった場合は、ルート変更や最適ルートの選択が可能だ。本製品の導入により、大幅な省人化が可能になるという。

ForwardX Roboticsは、元オラクルのNicolas Chee氏が2016年に設立したスタートアップだ。同社によると、140の特許出願と180以上のチームを有し、120名のエンジニアを擁している。ロボットビジョンや自動運転技術などの技術力が強みで、持ち主をAIで自動追尾するスーツケース「Ovis」を開発している。

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