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ビットキー、IoT宅配ボックスをパナソニックと共同開発——ソフトバンクと実証実験へ

ビットキーが、IoT宅配ボックスをパナソニックと共同開発したと発表した。同製品は、ソフトバンクが2020年度中の事業化を目指すIoT宅配ボックスサービスの実証実験に供給するという。

開発されたIoT宅配ボックスは、Bluetoothによりスマートフォンから解錠できる。ビットキーが開発したデジタルキープラットフォーム「bitkey platform」の活用により、高セキュリティなデジタル認証が可能なため、宅配ボックス開閉時の安全性を確保することが可能だ。

ユーザー自身で設置できる接着施工を採用しているため、電動工具を使用せずに固定でき、盗難や強風などによる転倒を防げる。また、リブ設計による耐衝撃性と耐荷重性の高い構造に加え、耐候性に優れる樹脂を採用しており、高い耐久性を備えている。

ソフトバンクの実証実験では、同社の社員を対象に簡易設置型IoT宅配ボックスと専用アプリを提供し、システムの実用性や利便性を検証する。将来的にはソフトバンクのサービスとして、初期費用不要のサブスクリプションモデルでの展開を目指すとしている。

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