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スマートカードのセキュリティ評価に——サイドチャネル解析評価デバイス「LEIA」

スマートカードのサイドチャネル解析評価用デバイス「LEIA」がKickstarterでクラウドファンディング中だ。

LEIA

スマートカード内部で暗号処理が行われるときの消費電力の変化や発生する電磁波などのいわゆるサイドチャネル情報は、スマートカードのセキュリティを確保する上で、重要性を増している。

LEIAは、フランスの非営利団体H2LABが教育、研究、セキュリティ評価目的で開発したオープンソースデバイスで、サイドチャネル情報の1つである消費電力を解析するためのツール。スマートカードとリーダー/ライター間との電気信号のやりとりについて規定するISO7816-3手順に対応し、カードの動作に応じた電力の変化を観測することができる。

LEIA
LEIA

LEIAは、スマートカードとリーダー/ライター間でやりとりするコマンドメッセージとレスポンスメッセージであるAPDU(応用プロトコルデータ単位)の送受信、ATR(初期応答)の開始や終了など10種類のトリガーによる観測のほか、トランザクションのタイミング測定やクロック周波数の調整も可能だ。LEIAはChipWhispererにも対応している。

LEIAの価格は、420ユーロ(約5万2000円)。出荷は2020年12月の予定で、日本への送料は60ユーロ(約7300円)だ。

LEIAは4万500ユーロ(約500万円)を目標に、2020年10月12日までクラウドファンディングを実施する。2020年10月8日時点で、約1万7000ユーロ(約200万円)を集めている。

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