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micro:bitとレゴのコンビネーション——STEM教育向けキット「Bit Board」

micro:bitベースのSTEM教育向けキット「Bit Board」がKickstarterに登場し、わずか1時間で目標額の調達に成功している。接続部がレゴブロックと互換で、LED/スピーカー/サーボモジュールと組み合わせてプログラミングできる。

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Bit Boardは、学習用マイコンボード「micro:bit」を搭載し、レゴブロックやさまざまな電子モジュールを組み合わせることができる教育向け電子キットだ。

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キットには配線用の導電性テープ「Maker Tape」が含まれ、レゴプレートの凸型部分に貼り付けて挟むだけで回路を組めるため、レゴをブレッドボードのように使うことができる。

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搭載したMicro:BitsのI/Oピン20本すべてにアクセスでき、センサーやディスプレイ、アクチュエーターなどに接続できるピンヘッダーを備える。さらにリレーも組み込まれており、ハイパワーのDCデバイスの制御にも対応する。

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プログラミングはシンプルなウェブインターフェースを介し、ドラッグアンドドロップコマンドを使うため初心者にも簡単。より高度なプログラミングもできるよう、PythonとJavascriptにも対応する。また、無料のオンラインレッスンとプロジェクト事例も提供するとし、初心者がプログラミング環境に慣れるためのステップバイステップガイドや、上級者向けのカリキュラムを用意している。

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Bit Boardは、今なら20%オフの20ドル(約2100円)で提供する。USBケーブル、単4電池ホルダー、Maker Tape×5mが付属する。また、レゴプレートやさまざまなコンポーネンツ、収納ケースなどがセットになった「Bit Board Kit」を、同じく20%オフの80ドル(約8400円)で提供する。他にもmicro:bit込みのセットや、内容が充実した「Student Box」、「Makerspace Set」などを用意している。2020年11月の出荷を予定しているが、今のところ日本への出荷には未対応だ。

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Bit Boardは、2020年10月24日までクラウドファンディングを実施中。10月16日時点で、2000ドル(約21万円)の目標額を上回る約1万6000ドル(約168万円)を集めている。

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