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動きのある映像を手軽に撮影——動画撮影用モーションコントロールキット「RGKit Play」

動きのある映像を手軽に撮影できるようにする動画撮影用モーションコントロールキット「RGKit Play」がKickstarterで、人気を得ている。

RGKit Playは、DCモーター(12V/3A)搭載のローテーター(回転装置)を中心に、カメラマウント、ディスク、プーリー(滑車)、アーム、カメラスライダーなどのパーツで構成される動画撮影キット。被写体やカメラなどを移動させて映像を演出し、プロフェッショナルな動画撮影が可能だ。例えば、長さ1メートルのカメラスライダーを使うと、最大重量5kgのカメラを移動させることが可能で、カメラを定速で前後あるいは左右に移動させながら撮影することができる。

RGKit Play
RGKit Play

カメラワークはスマートフォンの専用アプリ「RGKit App」を使って行う。RGKit Appを使って各モジュールのスタートやストップ、速度、加速度などをリアルタイムで操作できるほか、自動モードを使って一連の動作を事前に設定しておき1回の操作で自動的に全て行わせることも可能だ。

RGKit Play

RGKit Playの価格は、パーツ点数によって異なり、最小構成の「Beginner KS Limited」が210ドル(約2万2000円)で、最大構成の「Pro KS Special」が1360ドル(約14万3000円)。出荷は2021年6月の予定だが、送料は出荷前に決定される予定だ。

RGKit Playは5万ドル(約530万円)を目標に、2020年10月31日までクラウドファンディングを実施するが、2020年10月26日時点で目標額の3倍以上の約17万ドル(約1780万円)を既に集めている。

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