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デスクトップでプラスチック部品を製造——全自動射出成形機「MICROMOLDER」

デスクトップサイズの全自動射出成形機「MICROMOLDER」がKickstarterに登場し、目標額の5倍を超える資金調達に成功している。

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MICROMOLDERは、小型の筐体とシンプルな操作性が特徴の射出成形機。3Dプリントで出力した型を使い、多彩なプラスチックパーツを成形できる。

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本体サイズは876.3×245×245mmとコンパクトで、ワークショップ、ガレージ、ラボ、クラスルーム、メーカースペースなど設置場所を選ばない。重さは40.823kgでクランプ圧は8.5t。3Dプリンターで出力したアルミ型か高温キャストウレタン樹脂型を使い、複雑な形状のパーツの成形やオーバーモールディングに対応する。

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制御ボードはLattePanda SBCを、操作や設定用GUIにWindows 10サポートの7インチタッチスクリーンを搭載し、Wi-Fi/Bluetooth接続にも対応する。「シングルサイクル」か「オートラン」モードを選択でき、連続運転の場合はオートランモードを選び、ツーリングをセットし成形するパーツの数を入力するだけで運転を開始できる。各種センサーが高温、パーツ詰まり、空ホッパー、クランプジャム、ドアの開放などを監視し、エラーに応じ機械の停止や、スクリーンにエラー表示するなど対応する。

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プラスチックレジンは、ポリエチレン、ポリプロピレン、ABS、スチレン、ポリカーボネート、ポリアセタール、ポリエチレンテレフタレート(PET)、熱可塑性エラストマー(TPE)、オレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)でテスト済みで、着色料を混ぜることもできる。ワーキングエリアは、プラテンプレート間の最大幅が165.1mm、プラテンクランププレートのサイズが146.05×146.05mmだ。

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MICROMOLDERの予定小売価格は4000ドル(約41万7100円)で、今なら3599ドル(約37万5300円)で入手できる。2021年7月の出荷を予定しており、日本への送料は問い合わせが必要だ。

MICROMOLDERは、2020年12月27日までクラウドファンディングを実施中。12月18日時点で、3万5000ドル(約365万円)の目標額を大きく上回る約19万ドル(約2000万円)を集めて、プロジェクトを達成している。

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